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最近では竹皮に替わって工業製品が多く使用されますが、使用後の環境汚染を考えると自然素材の選択が将来とも継続されるべきではないでしょうか。 竹には多くの種類があるが竹皮もまた、その種類によって特徴が違います。

(竹皮形状)

マダケ・・・・
薄くて柔らかく、無毛で黒褐色の大きな斑点が散在する。防菌性、通気性、柔軟性に優れている。

(竹皮形状)
(竹皮形状)

モウソウチク・
皮質で黒い斑紋が多く、乾燥すると割れやすくなる。表面には褐色の毛が密生し、葉耳はごく小さい程度である。鹿児島県では灰汁巻(あくま)きの包装用に持ちいている。

ハチク・・・・・・・・
全体に蝋質状の物質を付着しているために白味をおびていて薄い。 竹皮は撥水性があり余分な水ははじくが反面吸湿性があり、食品を包んだ場合、適度に水分を吸うが内容物が乾燥するにしたがって水分を 還元して湿度を保ち、気孔による通風性と竹皮自体の持っている防腐性とが相まって内容物を適当に保存する特性を持つ効果が知ら れ食品包装材料として見直されています。

精肉やおにぎり 鮮魚には最適な包装資材と思います。実際 おにぎりを包みますと、ラップ等で包装した時に発生する水分(露吹き)が無く適度な通気性で長時間おいしさを保持します。 精肉を持ち帰る場合、ラップやトレーに血や肉汁が染み出して旨味成分や視覚に影響を与えるといった事もありません。